同業他社へ転職したいあなたが考えるべき問題点

投稿者: | 2018年3月20日

同業他社への転職は本当に有利なのか?

転職をする理由はたくさんあるけど、どうせなら自分の経験が生かせる同業他社へ転職しようと考える人が多いでしょう。すでに仕事内容を知っている同業者なら、転職に有利で企業側から大歓迎されそうですな気がしますよね?ただし同業他社への転職はあまり安易に考えてしまうと、非常に危険なので注意が必要です。

同業他社への転職が危険な理由

同業他社への転職は意外とハードルが高い

「同業他社なら簡単に面接くらい受かるでしょ!」と考えるのは、かなり甘い考え方です。同業他社にヘッドハンティングされた人なら話は別だけど、普通の人が同業他社へ転職するとなると面接官は疑いの目で見ています。

「なんで同じような仕事に転職するのか?」
「前の会社で成績が悪かったのではないか?」
「人間関係が嫌で職場を変わりたいだけじゃないのか?」

実際に同業他社からの転職者はこういった人が多いのです。
だから意外にも、面接官達は同業者には厳しい目をしてしまうもの。
少し仕事を知っている分仕事に手を抜いたり、また同じように嫌なことがあったらすぐに退職したりされるくらいなら、全く異業種から覚悟を持ってきた人を一から育てたいという考え方もあります。

自分は同業他社への転職に有利だとか、知っている仕事だから手を抜きたいなどと甘えた気持ちが少しでもあるならば、見透かされて同業他社への転職活動は難しいかもしれません。

仕事次第では嫌がらせを受けることも

 

新人の田中くん♂
怖い先輩ばかりで不安でいっぱいなのですが・・・

先輩の佐藤さん♀
私が守ってあげる!と言いたいところだけど下手なこと言わないようにした方がいいわね

転職して嫌がらせを受けるとしたら、社内を思い浮かべる人は多いでしょう。
しかし、嫌がらせといっても転職先での人間関係だけではなく、同業他社から嫌がらせを受けることもあります。
実は同業他社への転職がタブーとされているような仕事もあります。
例えば不動産屋や技術開発者などがそれにあたるでしょう。実は芸能界にも同じような仕組みがあって同業他社といったら、会社からすればライバル会社となることが多いのです。そんなライバル会社へ自分の会社の情報を知っている人が転職するとなったら黙っていないことも。
実際に同業他社へ転職した場合どういった弊害があるのでしょうか?

賃貸営業で転職して失敗したAさんの話

不動産屋からライバル不動産屋へ転職した知り合いの話。不動産屋っていうのは不動産屋同士の付き合いで成り立っている仕事です。不動産屋同士のコミュニティで土地の情報収取はもちろん、おたがいの利益の折半などを話し合ってお互いに仲良くしていかなければならない仕事です。
不動産屋の人間関係が悪くて嫌になって、最後に悪印象で辞めたAさんがライバルの不動産屋に転職したら、Aさんは絶対にやめた不動産屋の物件情報を教えてもらえませんでした。空いているはずのアパートの情報さえ「満室」の一点張りで前の不動産屋の物件を紹介することができなくなりました。
問い合わせてもまともな受け応えをしてもらえなくなり、不動産屋同士の関係が悪化しました。
関係の悪化から社内でも冷たい視線を浴びることとなったAさんは、その会社に在籍することが辛くなり自分から退職することになりました。

同業他社へ転職するための心得

同業他社への転職を甘く見ていると大きなしっぺ返しを受けることもあります。ですから冷静に転職について考える時間が必要です。
とはいえ同業他社への転職は悪いことばかりではありません。新たな業種に挑戦するよりも、同業他社へ転職した方が仕事をこなせるようになるまでのスピードも速くて、自分のキャリアを積み重ねるという大きなメリットがあります。
様々なことをやるよりも、一つのことをたくさん続けた方がプロフェッショナルとしてのスキルが高くなります。

同業他社への転職で注意するべき4つのこと

① 現在の会社での円満退社をする
② 志望動機の「なぜこの会社で働きたいのか?」に即答できる会社を選ぶ。
③ 転職先の不利益をもたらさない
④ 転職活動を考える前にここじゃダメなのか考え直す

一番大事なことは、最終的に転職をする理由がちゃんとあるのか?ということです。人間関係が悪いから転職すると言う人もいますが、努力次第で改善の余地もあります。逆にだれが働いているのかわからない転職先で、良い人間関係が築けるとは限りません。とはいえ全体的にブラック体質で残業地獄だったり、パワハラがひどいなど健康を害する状況であれば転職を意識した方がよいでしょう。しかし、そういったネガティブ要因よりも本来は転職に夢やスキルアップを求める方が情熱的に就職活動ができます。大人になると人生のほとんどを働くことになります。ですから、【仕事=好きなこと】であれば人生はもっと豊かになるのです。